ぽつん。
ぽつん。
家の中に、ひとり。
好きに書いてみようと思う。
どうせ誰も見ない。きっと誰も見ない。
今日は2018年7月24日。
上京してもうすぐ丸四ヶ月。
早いようで、早くないような。
仕事が増えてきた。
少し、忙しくなってきた。
ほら、こうやって一番はじめに話題にしてしまう。
それがもう、心を占めている、証拠だ。
本当に好きなことで生きているならそれもいい。
でも自分は違う。
本当に好きなことで生きるために、それを見つけるために、働いている。
あなたの好きなものはなんですか。
何が好きなんですか。
僕は・・・
何が好きなんだろうか。
最近思う。
恐ろしいほどに、何もない。
同僚のあの子はとても気が効く子だ。
自分を投げ出して誰かのために何かをしている。
あいつはとにかく元気だ。
いるだけで場が和む。
俺は・・・
なんだろうか。
ぽつん。
家の中に、ひとり。
声にならない、形にならない言葉を、書き留める。
誰かに届く。そう信じて。
ご褒美と贅沢、地味な生活。
ちょっとした贅沢。
ちょっとした計画。
今日は卒論を提出しました。
12月にトライアングルが終わり、その後クリスマス付近に4日程家に篭り書き上げた卒論がやっと教授のもとに届き、とりあえず受け取ってもらえました。
正直年明けからはあまりいじってないけど、それでも気掛かりではあったのでやはり提出し終わると気持ちがちょっと楽になります。
提出時にはファイル綴じて出すんですが、確認不足も甚だしく、半分しかページ数ないまま提出してしまいました。
「あれ、これ途中までしか・・・」
「そうですね、途中までしかないですね・・・ん?」
結構焦りましたが、まあなんとかなって良かった。
データは常に持ち歩きましょうね。
そして確認は怠らないようにね。
耳が痛くなる寒さの中、わざわざ一時間もかけて学校に行ったけどほんの10分ぐらいで終わってしまい少し拍子抜けでしたが、まあ長く掛かるよりは数倍マシだ。
心晴れやかに帰り道を歩きました。
帰り道、考えました。
「何かご褒美でも買おうか?」
特に突飛な発想でもない。
頑張った自分にご褒美でもしようという魂胆。誰にでもある、インスタ映える女性によく備わってそうな本能の一種。
別に自分がそう思っても不思議ではない。
でも、答えは出ませんでした。
何も欲しいものがなかった。
正確には、自分の頑張りに合っていると思うものがなかった。
欲しいものはどれももっと結果を出した時にゲットするものではないかと思えた。
思えば前からそうだった。
自分へのご褒美が分からない。
よく頑張った自分に時計を買う、本を買う、服や鞄、靴を買う。
美味しいレストランに行く、旅行に行く、友達と遊ぶ。
そのどれもが、自分にあげるには贅沢だと思えてしまう。
より正確に言えば、それらのために頑張ろうと本気で思えない。
設定することは良いが、それが本気で自分のやる気を引き出し実力を発揮してくれると思えないんです。
人によって違うのは重々承知しているが、自分にとってはそうなんです。
僕は未だに自分のやる気の源が何か分かっていない。
今まで部活動でキャプテンをし、それなりに勉強を頑張り、マジックに出会いのめり込み、コント公演を3回、パフォーマンス公演を1回行った。
どれも自分にとっては大きな出来事だし、どれも自分の中でとても大変だった。
でも、それらを振り返ってもどうして自分が頑張れたのか正確に分からない。
何かが欲しいと思ってご褒美を設定してたことは多分なかった。
つまり「その先の快楽のための努力」をしてこなかった。
結局僕は、その瞬間の楽しさだけで生きている気がする。
部活では仲間と声を出し合ってボールに飛び込むのが好きだった。
勉強は好きな音楽を聴きながらノートが埋まっていくのが好きだった。
マジックは地道な技術の練習と面白い話を絡ませるのが好きだった。
コントはお客さんが笑ってくれる瞬間や作る過程のボツのくだらなさが好きだった。
どれもその「瞬間」にフォーカスしたものだった。
それ以上でも以下でもない、その瞬間が好きだった。
だからその快楽をもう一度味わいたくて同じことに挑戦しようとするのかもしれない。
4度も赤字の公演を行ったのも、きっとそういう理由だと思います。
つまり僕は、その先のご褒美がいらない人間なのかもしれない。
その瞬間が面白ければそこで頑張れる、そういう仕組みなんだろう。
「これが終わったら結婚するんだ」って時にも、多分僕はその瞬間だけを考えて生きるんだと思う。
先はもちろん楽しみだが、根源的な動機にはならない。きっと。
それもこれも、自分のやりたいことをやっているからだと思います。
自分が好きなことだけを、または好きな人だけと、しているからでしょうね。
この先それが崩れた時、僕はその先のご褒美を楽しみに頑張るかもしれない。
その時、人生が楽しいのかどうかは、この瞬間には分からない。
仕方ない、今しか見えないのだから。
結局帰り道、駅前のカツ丼屋に行きました。
いつも500円で食えるものばかりでしたが、今日は680円の厚切りロースカツ丼にしました。
美味しかった。
僕のご褒美はこんなぐらいで良いんだと、改めて思いました。
ちょっとした贅沢。
ちょっとした計画。
それを考えるのが好きなんです。
ちょっとずつ良い生活に出来たらなあと最近考えます。
きちんとした時間に寝て早めに起きようとか、風呂から上がったらストレッチをしようとか、毎日日記をつけて1日を振り返るようにしようとか・・・
挙げだしたらキリがないけど、そういった「ちょっとした挑戦」ってのが好きです。
めちゃくちゃハードルが高いわけじゃないけど、今までの自分には出来なかったこと。そういうことを出来るようになりたいなと思うわけです。
結局のところ、自分は瞬間に集中するのが好きで、ちょっと背伸びをするのが好きなんだろうなあ。
自分の手の届く範囲をしっかり、楽しく、幸せにしたいんです。
ご褒美と贅沢と、地味な生活の話でした。
あの日もあの日も俺の本気は嘘じゃない
お久しぶりです。
ん?
なに以来ぶりでしょうかね。
会ったことある人ならそれぶりですが、ここで会う人は約一年半ぶりです。
なんせ前回の記事が2016年9月12日って書いてますからね。
ソメロが終わってちょっとの時ですね。なつかすぃ。
まあ、なんでこんな久しぶりにこんな文章を書いてるかと申しますと、少しばかり文章を書く習慣を付けたいなと思いまして。
新しいことに挑戦しようとしてるのですが、いきなり始めるのも怖いからここで腕慣らし、みたいな。
他所で文章を書かせていただける機会をいただいたので、是非とも力になりたくてですね。
なんかかっこよくないですか?
「原稿依頼」みたいな感じで!
実際はそうでもないかもしれないけど、自分の尊敬する人に携われるというのはそれだけ嬉しいということですよ。
頑張って書くんでそん時はチェックお願いします。
文章一本で食っていこうなんて思わないですが、ちょっとぐらい自分の書いた言葉で人を勇気付けたり楽しんでもらえたりできたらいいなあとは思います。
最近は実家の家業の手伝いでショッピングサイトの制作やSNSの投稿をしたりしているのですが、ちょくちょく周りの人に文章がうまいって言われることがあります。
「いや、そんなことないよ」
なんて答えますが内心はダンディ坂野ばりにキメてます。分かんねえか。
そんな訳でまたここでつらつらと書いて、文章を書く習慣を付けたいなと思います。
まあそんなこと言ったところでどれだけ続くか分かりませんが。
そういえば一年半以上前の第一回目の投稿に
「見たら毎回ヘンテコな文章でええ暇つぶしになるのお」
というコンセプトで行くって書いてました。
見返した時に思わず笑ってしまいました。
なんて自分らしいコンセプトだと。
しょうもなく、馬鹿らしく。でも楽しく。
何事もそうやって取り組めたらなあと心底思います。
あんまり身構えすぎるのも良くないですよね。
一時期はブログで稼ごうなんてアフィリエイトしてみたりとかしたけど、やっぱり続かないんですよね。
自由気ままにのんびりやるのがいいや、と実感しました。
それがいつか何かに繋がればラッキーぐらいの気持ちでね。
タイトルは僕の大好きなKICK THE CAN CREWの「千%」という曲のサビの歌詞です。
KICK THE CAN CREW「千%」MUSIC VIDEO
俺は千% 俺を抜いて前を向いてなんなら進んでる
今言える言えてる
あの日もあの日も俺の本気は嘘じゃない
経て からの ここ
今から振り返ると昔やっていたことは凄く幼稚に見えると思います。
あんなに簡単なことがどうして難しかったんだろうとか、もっと良くできるのにとか、反省しだしたらキリがないですよね。
でもそこで思い出したい。
その当時はそれが本気だったんだ。
確かに簡単なことかもしれない。
今ならもっと面白くできるかもしれない。
それでも、その時はそれが限界で本気だった。
それがあるからこそ、それを経たからこそ、今ここがある。
そう思わせてくれます。
最近は各バースの内容よりもサビのメッセージ性を気にするようになりました。
普通逆かもしれませんが。
やっぱりそれだけ気持ちの込もった言葉が詰まっているのはサビの方かもなって思いまして。
それも一つの変化かも。
あー寝よう寝よう。
日中を経てからのここ、ですからね。
眠たいったらありゃしないや。
#3 20160912
なんとなく。
なんとなく文章を書いてみようと思う。
これは普段のブログと特に何も変わらないかもしれない。
ただこれは、ブログのフォーマットではなくワードで書いている。ただそれだけの違いだが、書いてる側の意識としては結構違う。
なぜならワードで文章を書くのは基本的にコントの台本を書いたり、学校のレポートを書くぐらいだからだ。最近では滅法前者が多くなってきている。まことに喜ばしいことだ。
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