能天気の脳

ただつらつらと能天気に

#2 ねーよそんなもん

 

人間関係は難しい。

 

なんてことは全員思うことだろう。僕もそう思う。

 

あ、別に小難しい話はしませんよ。気楽に、馬鹿げた話です。

 

 

昔は距離感が分かっていた気がするんです。正確には距離を取りすぎたためにそこまで行かなかった。ヘラヘラ笑って冗談言ってテキトーに過ごしてました。

 

基本的なスタンスは大学に入っても変わってませんが、何故かこの問題についてよく考えるようになった。それは大学のクラブや高校からの付き合いが生まれたからだろうか。とにかく、悩むようになった。

 

今は全く距離感が分からない。だからボケて笑って逃げている気がする。ネガティブに捉えればそんな感じ。ポジティブに捉えれば、常に笑いを考える大阪人の鏡。多分違う。

 

だから最近思うのです。もう全部聞いちゃった方が早いのかなって。

 

これは聞いていい? この話題は避けた方がいい? って。いちいち考えるのが面倒なんですよね。それが出来たらめちゃくちゃ楽じゃないですか?

 

でも、それを聞けるってことは多分何の話をしても大丈夫な気がするな。その間柄なら多分大丈夫か。じゃあ意味ないな。

 

そうだ、なんか特殊な装置でも作ればいい。片方が相手に聞きたいことを念じれば、相手の心を読んでその質問をしていいかを自動で判断してくれる装置を。そうか、これがあれば万事解決じゃないか! そこで判断された通りにすればいいんだ。ゴーなら聞けばいいし、ノーなら聞かなきゃいい。

 

おお、画期的だ。

 

でもどうやってその装置作ればいいんだ? 何の研究すればいいんだ。心理学か? 専門外だな、勉強してみようか、うん。

 

それに、そこでノーと言われたことをどうしても聞きたかったらどうしたらいいんだ。どうしてもその人の気持ちが知りたいのに、それを相手が聞かれたくないからノーと判断されるわけだろ。嫌いだから聞かれたくないパターンならあれだが、もし相手が好意がバレたくなくて拒否してるパターンならどうすればいいんだろう。こじあけるのか?

 

いや、もしそのパターンなら装置はそれすら見抜いてゴーを出すのだろうか。そうか、見抜けるのかな。すげーなその装置。欲しいわ。

 

でも多分、そんな装置があったら人生は面白くないのかな。

 

だってそれを考えたり悩んだりするのが人生なんだろう。僕にはまだ分からないけど、そんな気がする。いろいろ悩んで、上手くいったり失敗したりすのがいいんだろ? 分かってますよそんなこと。

 

でも面倒なんですよね。しょうもないこと言って笑ってればいいじゃないですか。

 

あ、だから俺は今までそうしてきたのか。納得。

 

話が現在地に戻ってきたところで終わりましょうか。

 

進展は一つもない。

 

そんな日もあった方がいいんでしょ? それが面白いんでしょ?

 

まだ理解できていない。